マッサージの適切な圧は?

2025年12月14日 13:36

こんにちは。
ほぐリッチです。

「もっと強く押してほしい」
「強く押さないと効かない気がする」

施術の現場では、こういった声を聞くことが少なくありません。
しかし本当に、筋肉を緩めるために強い圧は必要なのでしょうか?

今回は、
体重計・圧痛計・テニスボールを使った実験をもとに、
筋肉が緩む「本当に必要な圧」について解説します。



筋肉が緩む圧は「1kg〜10kg」

結論から言うと、
筋肉を緩めるために必要な圧は、おおよそ1kg〜10kg程度です。

体重計を使って実際に測ってみると、
多くの方が「思っていたより軽い圧」で
十分な刺激が入っていることが分かります。

強く押せば効く、というのは誤解です。



なぜ強押し・強もみは良くないのか?

強い圧を急に加えると、身体はどう反応するでしょうか。

・痛みを感じる
・無意識に力が入る
・筋肉が硬くなる

これは防御反射と呼ばれる反応で、
身体を守るために起こります。

つまり、
強く押すほど筋肉は逆に緊張し、深部まで圧が届きにくくなるのです。



痛みが出る圧=効く圧ではない

圧痛計を使って測定すると、
ある一定のkgを超えた瞬間に「痛み」が出ます。

しかし、
痛みが出る圧と、筋肉が緩む圧は別物です。

痛みは神経への刺激が強すぎるサイン。
筋肉を緩めたい場合、痛みを我慢させる必要はありません。



テニスボール実験が教えてくれること

テニスボールを押してみると、
3分の1ほど凹む圧が、
「痛くないけど効く」感覚に近いことが分かります。

これも、
強すぎない圧で十分に刺激が入る証拠です。



大切なのは「圧の強さ」より「圧のかけ方」

筋肉を緩めるために重要なのは、

・皮膚や脂肪の「遊び」を取る
・ゆっくり圧を入れる
・ゆっくり圧を抜く
・一定時間、持続して圧をかける

特に、
ゆっくり入れて、ゆっくり抜くことで
防御反射が起きにくくなります。

また、持続圧をかけることで
ゴルジ腱器官によるIb抑制が働き、
筋肉は自然と緩んでいきます。



強さではなく「安心できる刺激」を

強もみ・強押しは、
施術を受ける方の身体だけでなく、
施術者自身の手指・肘・腰にも大きな負担になります。

本当に大切なのは、
強さではなく、安心して身を委ねられる刺激。

筋肉は、優しく、丁寧に扱うことで
しっかり応えてくれます。



正しい圧を知ることは、
身体を守りながら、長く施術を続けるためにも重要です。

これから施術を受ける方も、
施術をする側の方も、
ぜひ「強さ」ではなく「質」に目を向けてみてください。



▼ ほぐリッチ公式HP
https://www.hogurich-seikotsuin.com/p/8/

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