こんにちは。
ほぐリッチです。
「もっと強く押してほしい」
「強く押さないと効かない気がする」
施術の現場では、こういった声を聞くことが少なくありません。
しかし本当に、筋肉を緩めるために強い圧は必要なのでしょうか?
今回は、
体重計・圧痛計・テニスボールを使った実験をもとに、
筋肉が緩む「本当に必要な圧」について解説します。
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筋肉が緩む圧は「1kg〜10kg」
結論から言うと、
筋肉を緩めるために必要な圧は、おおよそ1kg〜10kg程度です。
体重計を使って実際に測ってみると、
多くの方が「思っていたより軽い圧」で
十分な刺激が入っていることが分かります。
強く押せば効く、というのは誤解です。
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なぜ強押し・強もみは良くないのか?
強い圧を急に加えると、身体はどう反応するでしょうか。
・痛みを感じる
・無意識に力が入る
・筋肉が硬くなる
これは防御反射と呼ばれる反応で、
身体を守るために起こります。
つまり、
強く押すほど筋肉は逆に緊張し、深部まで圧が届きにくくなるのです。
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痛みが出る圧=効く圧ではない
圧痛計を使って測定すると、
ある一定のkgを超えた瞬間に「痛み」が出ます。
しかし、
痛みが出る圧と、筋肉が緩む圧は別物です。
痛みは神経への刺激が強すぎるサイン。
筋肉を緩めたい場合、痛みを我慢させる必要はありません。
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テニスボール実験が教えてくれること
テニスボールを押してみると、
3分の1ほど凹む圧が、
「痛くないけど効く」感覚に近いことが分かります。
これも、
強すぎない圧で十分に刺激が入る証拠です。
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大切なのは「圧の強さ」より「圧のかけ方」
筋肉を緩めるために重要なのは、
・皮膚や脂肪の「遊び」を取る
・ゆっくり圧を入れる
・ゆっくり圧を抜く
・一定時間、持続して圧をかける
特に、
ゆっくり入れて、ゆっくり抜くことで
防御反射が起きにくくなります。
また、持続圧をかけることで
ゴルジ腱器官によるIb抑制が働き、
筋肉は自然と緩んでいきます。
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強さではなく「安心できる刺激」を
強もみ・強押しは、
施術を受ける方の身体だけでなく、
施術者自身の手指・肘・腰にも大きな負担になります。
本当に大切なのは、
強さではなく、安心して身を委ねられる刺激。
筋肉は、優しく、丁寧に扱うことで
しっかり応えてくれます。
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正しい圧を知ることは、
身体を守りながら、長く施術を続けるためにも重要です。
これから施術を受ける方も、
施術をする側の方も、
ぜひ「強さ」ではなく「質」に目を向けてみてください。
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▼ ほぐリッチ公式HP
https://www.hogurich-seikotsuin.com/p/8/