こんにちは。
ほぐリッチもみほぐしセラピストスクールのいさ先生です。
今回は、「国家資格と民間資格の違い」そして「セラピストという仕事のやりがい」について解説します。
これからセラピストを目指す方、整体やもみほぐしの仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
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国家資格とは
国家資格とは、国の法律に基づいて認められた資格のことです。
厚生労働省が定めた基準を満たし、専門学校や大学で学び、国家試験に合格して初めて取得できます。
代表的な国家資格は以下のとおりです。
• 柔道整復師(骨折・捻挫・打撲などの施術)
• 鍼灸師(鍼や灸を使った施術)
• あん摩マッサージ指圧師(医療的マッサージ)
• 理学療法士(リハビリや運動機能回復の専門家)
• 作業療法士(日常動作の回復支援)
これらの資格は「医療行為」ではなく「医療類似行為(施術)」を行える資格であり、
法律の範囲内で治療的な施術が認められています。
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民間資格とは
民間資格は、国の法律ではなく、スクールや協会などの民間団体が独自に認定する資格です。
代表的なものは以下の通りです。
• もみほぐしセラピスト
• 整体師
• カイロプラクター
• エステティシャン
民間資格ではリラクゼーションや癒しを目的とした施術が中心です。
治療や診断などの医療行為はできませんが、
日常の疲れやストレスを和らげることに特化しています。
つまり、
国家資格=医療類似行為(治療的施術)
民間資格=癒し・リラクゼーション目的の施術
という違いがあります。
どちらも「人を支える」という点では共通していますが、目的と役割が異なります。
医療とは違う「寄り添うケア」
医師や病院の仕事は、病気を治すこと。
一方でセラピストは、病気になる前の「未病ケア」を担います。
肩こり、腰のだるさ、ストレス、不眠など、
「病気ではないけれど調子が悪い」という人に寄り添い、
心と体のバランスを整えるのがセラピストの役割です。
病院では一人にかける時間が限られますが、
セラピストは60分、90分とじっくり時間をかけてケアができます。
寄り添いながら癒すことができる。
それがセラピストにしかできない大きな価値です。
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セラピストという仕事のやりがい
1. 「ありがとう」と言われる喜び
施術のあとに「体が軽くなった」「気持ちよかった」と言われる瞬間が、何よりの励みになります。
2. 手で人を笑顔にできる
セラピストの手は、言葉以上に温かいコミュニケーションです。
手の温もりが人の心をほぐし、安心感を与えます。
3. 成長を実感できる
経験を重ねるほど手の感覚が研ぎ澄まされ、
お客様の体や心の状態を感じ取れるようになります。
4. 寄り添う時間が長い
お客様一人ひとりに丁寧に時間をかけ、
体だけでなく心の疲れにも寄り添うことができます。
5. 自分らしい働き方ができる
サロン勤務、出張施術、独立開業、副業など、
ライフスタイルに合わせて柔軟に働けるのも魅力です。
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まとめ(コピペ用)
国家資格と民間資格は目的も範囲も異なります。
しかし、どちらも「人を癒す」「楽にする」という想いは同じです。
医療が「治す」仕事なら、
セラピストは「整える」「支える」「癒す」仕事です。
人の体を癒しながら、自分自身も癒される。
それがセラピストという生き方の魅力です。