国家資格と民間資格の違い セラピストのやりがい

2025年11月11日 12:08

こんにちは。
ほぐリッチもみほぐしセラピストスクールのいさ先生です。

今回は、「国家資格と民間資格の違い」そして「セラピストという仕事のやりがい」について解説します。
これからセラピストを目指す方、整体やもみほぐしの仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。



国家資格とは

国家資格とは、国の法律に基づいて認められた資格のことです。
厚生労働省が定めた基準を満たし、専門学校や大学で学び、国家試験に合格して初めて取得できます。

代表的な国家資格は以下のとおりです。
• 柔道整復師(骨折・捻挫・打撲などの施術)
• 鍼灸師(鍼や灸を使った施術)
• あん摩マッサージ指圧師(医療的マッサージ)
• 理学療法士(リハビリや運動機能回復の専門家)
• 作業療法士(日常動作の回復支援)

これらの資格は「医療行為」ではなく「医療類似行為(施術)」を行える資格であり、
法律の範囲内で治療的な施術が認められています。



民間資格とは

民間資格は、国の法律ではなく、スクールや協会などの民間団体が独自に認定する資格です。

代表的なものは以下の通りです。
• もみほぐしセラピスト
• 整体師
• カイロプラクター
• エステティシャン

民間資格ではリラクゼーションや癒しを目的とした施術が中心です。
治療や診断などの医療行為はできませんが、
日常の疲れやストレスを和らげることに特化しています。

つまり、
国家資格=医療類似行為(治療的施術)
民間資格=癒し・リラクゼーション目的の施術
という違いがあります。

どちらも「人を支える」という点では共通していますが、目的と役割が異なります。

医療とは違う「寄り添うケア」

医師や病院の仕事は、病気を治すこと。
一方でセラピストは、病気になる前の「未病ケア」を担います。

肩こり、腰のだるさ、ストレス、不眠など、
「病気ではないけれど調子が悪い」という人に寄り添い、
心と体のバランスを整えるのがセラピストの役割です。

病院では一人にかける時間が限られますが、
セラピストは60分、90分とじっくり時間をかけてケアができます。

寄り添いながら癒すことができる。
それがセラピストにしかできない大きな価値です。



セラピストという仕事のやりがい

1. 「ありがとう」と言われる喜び

施術のあとに「体が軽くなった」「気持ちよかった」と言われる瞬間が、何よりの励みになります。

2. 手で人を笑顔にできる

セラピストの手は、言葉以上に温かいコミュニケーションです。
手の温もりが人の心をほぐし、安心感を与えます。

3. 成長を実感できる

経験を重ねるほど手の感覚が研ぎ澄まされ、
お客様の体や心の状態を感じ取れるようになります。

4. 寄り添う時間が長い

お客様一人ひとりに丁寧に時間をかけ、
体だけでなく心の疲れにも寄り添うことができます。

5. 自分らしい働き方ができる

サロン勤務、出張施術、独立開業、副業など、
ライフスタイルに合わせて柔軟に働けるのも魅力です。



まとめ(コピペ用)

国家資格と民間資格は目的も範囲も異なります。
しかし、どちらも「人を癒す」「楽にする」という想いは同じです。

医療が「治す」仕事なら、
セラピストは「整える」「支える」「癒す」仕事です。

人の体を癒しながら、自分自身も癒される。
それがセラピストという生き方の魅力です。

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